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            クチナシの花(一重)
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                        八重咲
梅雨の花として、くちなしを取りあげてみました。
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        これも八重咲きです。
雨に濡れたくちなしも又風情があっていいものです。
原産地 日本・中国・台湾・インドシナ
開花期 6月~8月 一重は早咲き、八重はやや遅咲きです。香がよく、遠くから
でも香りが漂ってきます。
花色は白一色、珍しいですね。別名梔子・口無し
春の沈丁花・秋の金木犀と並んで三大香木の一つとされて、甘い香りを初夏に
放ちます。
花言葉 とても幸せです・喜びを運ぶ・洗練・優雅
初夏に漂わせる香りから季節感が感じられ、愛好家の多い植物です。
気分が上がらない時は花の香りで癒されることがありますね。
渡哲也の梔子の歌は有名ですね。
くちなしの花 花の香りが
旅路の果てまで付いてくる
くちなしの白い花・・・・・
この歌を思い出します。

薄月夜花くちなしの匂いけり           子規

くちなしの寂しう咲けり水のうへ         松岡青羅

梅雨晴れのかすかな風にも匂い来る梔子の花庭隅に咲く

雨にぬれ露の滴る梔子も愛しくなりぬ君がいるから
つぶやき
ジュランタの空より青い花房の枝垂れて咲きぬ石垣の上

朝顔のピンクと青が咲きにけり甦る子等の夏の絵日記

慈雨なれど慈とは思えず風強く足腰悪いわたしは辛い

教会の讃美歌聴けば思い出す父の命日故郷を思ほゆ