いつしらに花開きたる沈丁花かおりほのかに冬日差すなか

キンカンの鈴生りとなる垣の上ヒヨドリ飛ぶをバスより眺む

教えられ折り紙おりつつお喋りも楽しからずや今日の茶話会


雨戸あけ手洗い居れば庭の闇に粉々匂ふ沈丁の花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正岡子規
めずらしく白雪降るとかしこみて部屋にこもれば匂う沈丁花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若山牧水





何時の間に二月も終わりに近づきました。今年は暖冬と言われているだけに春の花々
の咲くのも早いです。気が付いたらベランダの隅で沈丁花が咲いていて嬉しくなりま
した。日当たりが良いせいもありますが、季節も少し狂ってきたのでしょうか。
香りがほのかに漂っています。

地域との繋がりを持ちたいと参加したお茶会も楽しいひと時でした。
一人暮らしはとかく籠りがちになりますが、なるべくこの様な会合には参加したいと
思っています。
人と人との繋がりの大切さを知りました。

上のお雛様は一人暮らしは寂しいので、せめてもと思い内裏様だけ飾って楽しんでいます。
やはり昔ながらの習慣も捨てがたいですね。

今は悪い肺炎で世の中は騒然としていますが、亡くなられた方のご冥福を祈りつつ
一日も早い終息を願っています。


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