短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

2019年12月

夕光の西に傾く窓外の千両の赤き実春を待ちいる
              くれない
迷わずにシクラメンと決め紅の鉢を求め来 君をしのびて


多摩川の蛇行見下ろす橋の上誰にも同じ秋の風吹く
                     NHK短歌誌掲載

千両1

もう今年も残すところあと数日となりました。一年て早いものですね。
光陰矢の如しとはよくいったものだと思います。
振り返ってみますと入院と言う大きな出来事もありましたが、今では何とか
元気に過ごせる幸せを感じています。近隣の新しい出会いもあり、まあまあ
の一年だったように思います。
行く年、来る年を思いつつ日々の健康に感謝して新年を迎えたいと思って
います。
一人の正月は寂しいので、娘の家に行き恒例の紅白を見て除夜の鐘を聴く予定です。


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久々に娘とかこむなべ料理 少し早めのクリスマスとなる

公園の花壇にネリネの花開き今年いっぱい咲いてと願う

年経れば家族がへりて大いなる兄が一人居の吾を案ずる


IMG_5460


たまプラーザ駅の今年のクリスマスツリーです。
もう今年も終わりに近づきました。クリスマスツリーもあちこちで見られ
ます。
振り返ってみますと、病気をしたり、新しい出会いがあったりの一年でしたが、
あっと言う間に過ぎようとしています。でも後悔するような事は何もなかった
のは幸せに思います。
令和となって二年目が新しい始まりです。どんな年になるか、微かな希望もあり
ます。とにかく健康だけはと願っています。
暮れの慌ただしさも余り感じません。静かにのんびり過ごしたいと思っています。



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遠くより黄の色目立つ石垣の石蕗と知る小春日の午後

庭に植ゑて久しき石蕗秋寒く一茎の花咲かせたりけり
                     
 窪田空穂

入選歌

亡き夫の遺ししものは孤独のみビールの泡が知らずにこぼる
                       読売歌壇 8、12
寂しさを色に例えれば青になる青にかこまれ少し息苦し
                       神奈川歌壇9,15
会わずとも「生きているのね」変わらずに受話器の向こうの友の横顔
                       神奈川歌壇11,24

つわぶき

皆さまのご要望に応えて、拙歌ですが、入選歌を私の気に入ったものを三首だけ
載せました。
日に日に寒くなりとうとう師走になりました。
この一年振り返ってみますと、入院が一番の出来事のように思います。
お蔭様で今は元気で何とか頑張っています。
入院中色々と考えましたが、地域との繋がりが大事と思い、退院してから、地域との
繋がりを持つようになりました。
お蔭様で良いお友達も出来、みなさん良い人ばかりで安心して暮らせるようになりました。
マンションと言うのは意外と、「隣は何をする人ぞ」式で寂しい思いをしましたが、
最近はそんな事も余り感じなく楽しく暮らせますので良かったと思っています。
今年も後一か月、大事な時間、大切に元気に過ごしたいですね。



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