短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

2018年06月


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綺麗ですね。↑は八重咲きです。
初夏の降りそそぐ太陽の光に向かってグングン背を伸ばして花は下から咲いていく
のが特徴です。
立葵は日本の気候に相応しい花です。花持ちがよいのでしょう。
梅雨入りの声を聴くと下から順に花を咲かせ、梅雨明けの頃には茎の上まで花を
付けている事から、梅雨葵と言う別名もあります。(和名)です。
夏の到来を象徴する花の一つで、高く伸びた茎に付けた鮮やかな花の色と夏空は
息をのむほど美しいコントラストを描きます。楽しめるのも魅力です。
原産地 地中海沿岸・アジア西部・中国
花言葉 大望・あなたの美しさは気高い・豊作
花期 6月~8月
明るい花色が梅雨のジメジメした不快感を吹き飛ばしてくれます。
頂上の花が咲くと、梅雨が明けたと言われています。
今年は気候の変動もあり早くから咲いていましたね。家の周りは今を盛りと咲いて
います。買い物帰りに見て楽しんでいます。花屋さんを覗きましたら「ホリホック」
と書いてありますが、それは(英名)です。

青空を見上げて登る立葵初夏のひかりを浴びて華やぐ

散策の道を変えれば鮮やかな道しるべとなる立葵咲く
つぶやき
梅雨空に梅シロップの作りおき年に一度の美味と思えば

潮鳴りの闇に深くも包まれて君と行った夏伊豆の湯ヶ島

藤色の夢見るようなジャカランダ並木を飾る熱海のうみべ
       やと
懐かしき君の家訪えば変わりなくヒヨドリ飛びきて芝生をつつく


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色んな種類のナデシコを揃えてみました。
撫子は女性の例えによく使われる言葉です。葉が細長く小さいのでその分花がよく
目立ちます。
色々な品種が出回っていますが、四季咲き性の強い交配種が主流です。
早咲きと遅咲きがありよく見られるのが河原撫子。河原に生えるとは限りませんが、
何故かこの名前が付いています。
原産地 東アジア・ヨーロッパ
日本には中国から平安時代に渡来、そのころから人々に愛されてきました。
秋の七草の一つです。
開花は春から夏。
花言葉 純愛・貞節・無邪気
私もこのような可憐な花が好きで、子供の頃友達とよく摘みに行きました。

野辺見れば撫子の花咲きにけり吾が待つ秋は近づくらしも
                         万葉集 作者不詳
久方の雨は降りしく撫子がいや初花に恋しきわが背
                          大伴家持
かすかなる風にも揺らぐ撫子の想いを遂げなんこの夏の日に

遠き日に摘みて遊びし撫子の姿やさしく君を思えり
つぶやき
忘れずに送りくれたる子等からのピンクの紫陽花雨上がりゆく

潮騒の熱海の宿の温き夜に娘に語る亡母の思い出
            ゆすらうめ
紅き実のたわわに実る山桜桃梅 つまんで食べた安曇野の夏

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