短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

2018年04月


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亀戸天神の藤の花です。亀戸天神は東京一の藤の名所と言われています。今年は3月の気温が高かったので、例年より早く咲いたそうです。
江戸の名所と言う事で五代将軍綱吉公、八代吉宗公が訪れたという由緒ある記録がある藤です。
原産地 日本とも言われていますが、アジア・北米・ヨーロッパ
開花期 4月下旬~6月 でも今年は今が見ごろと思われます。
下は池では亀が何匹か重なり合って日向ぼっこしていました。まさに亀の甲羅干し、という感じですね。
花言葉 優しさ・歓迎・恋に酔う・懐かしい思い出
藤は古くから、振り袖姿の女性に例えられるように、優雅で柔らかな印象を与える花ですね。

瓶にさす藤の花房みじかければ畳の上にとどかざりけり  子規         

手に摘みていつしかも見む紫の根にかよいける野辺の若草 
                               源氏物語  
    とき
千年の時間を忘れぬ藤の花飽きずに見入るむらさきの色

ゆさゆさと優しく揺れる藤の花水面に映るは君のおもかげ



つぶやき
誘われて断る勇気も必要と余白はのんびり気儘なうさぎ

リハビリのウォーターベッドに横たわりしばしまどろむ躑躅咲く時

豊かなる感性のこる友と会い来し方話す藤棚の下

            


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     今を盛りと咲いている石楠花(シャクナゲ)です。
シャクナゲは「躑躅科」、美しく大きな花が特徴で、姿が非常に見応えがあり、
花木の女王や、花の王とも言われている程ゴージャスに咲きます。
西洋では春を彩る花木として庭に欠かせない存在です。
花期 4月~6月
花言葉 威厳・風格
躑躅との違いは葉や花の大きさです。小型の可愛らしい品種もあり、バリエーション
が豊富で一般に伝わっているのは、ほとんど西洋から伝わった「西洋シャクナゲ」
です。
日本には明治時代に渡来しました。19世紀にイギリス人が母国に持ち帰り、その美しさの虜になり、品種改良を盛んに行い、豪華で上品な「西洋シャクナゲ」を作り
出したと言われています。福島県の県花です。私の家の近くでもあちこちで見かけます。色がとても綺麗で惹かれます。

日溜まりにニコニコ笑みて石楠花がピンクの服着て吾を待ちいる

まんまるとシャクナゲ咲けり公園に春の陽浴びて嬉しげに見ゆ
つぶやき
葉色褪せなおも咲きたる君子蘭燃える真紅の弥生尽日

目を閉じて闇夜に聴こゆる風の声九階の空はわたしの宇宙

中庭に青き花韮群咲きて手折れば匂いついてはなれず

今日の空パレットに溶く春の色ブルーに白の霞をかけて


                                                           


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