亀戸天神の藤の花です。亀戸天神は東京一の藤の名所と言われています。今年は3月の気温が高かったので、例年より早く咲いたそうです。
江戸の名所と言う事で五代将軍綱吉公、八代吉宗公が訪れたという由緒ある記録がある藤です。
原産地 日本とも言われていますが、アジア・北米・ヨーロッパ
開花期 4月下旬~6月 でも今年は今が見ごろと思われます。
下は池では亀が何匹か重なり合って日向ぼっこしていました。まさに亀の甲羅干し、という感じですね。
花言葉 優しさ・歓迎・恋に酔う・懐かしい思い出
藤は古くから、振り袖姿の女性に例えられるように、優雅で柔らかな印象を与える花ですね。
瓶にさす藤の花房みじかければ畳の上にとどかざりけり 子規
手に摘みていつしかも見む紫の根にかよいける野辺の若草
源氏物語
とき
千年の時間を忘れぬ藤の花飽きずに見入るむらさきの色
ゆさゆさと優しく揺れる藤の花水面に映るは君のおもかげ
つぶやき
誘われて断る勇気も必要と余白はのんびり気儘なうさぎ
リハビリのウォーターベッドに横たわりしばしまどろむ躑躅咲く時
豊かなる感性のこる友と会い来し方話す藤棚の下