短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

2016年03月

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辛夷の花は桜の花と同時期か少し早めに咲きますが、気温が一定しませんので今年は
今、咲いています。家の近くに沢山、乱れ咲くと言う感じですね。
根元に菜の花も一緒に咲いてきれいです。
花期 3月~4月    原産地 日本・韓国
白く輝く花をいっぱいつけた木は感動的です。完全に開いた花は風に揺れ、乱れた姿も趣があってよいです。白木蓮に似ていますが別名 田打ちさくらとも言います。
花言葉  友愛・歓迎

私の一言メモ
昔、英語の先生(外人)がよく言っていた、Why  so  early?(何故そんなに急ぐの)と、日本人は何時もせかせか急いでいるように見えるらしい。
もっと全ての事にゆとりをもって生きたいものだ。これは国民性とも言える気がする。私はその言葉を思い出し、何時も信号の前では、口の中で(Why  so  early)
とつぶやき、青に変わってから渡るように心掛けている。
日々の生活もゆとりを持って行動したいと思っている。

心地よく春の陽浴びて辛夷咲く黄の花添ひて君を待ちゐる

並木道抜ければ白き花のあり辛夷ひらひらなよやかに咲く

菜の花の咲き初めたれば野も山も春の鼓動を感じて芽吹く

つぶやき
暖かな今年の冬日に沈丁花 花芽ほっこり眠たげにに見ゆ
                   水甕誌4月号掲載
応援の声もどよめき 赤・青・黄メガホン揺れる春の甲子園


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ミモザ(ミモザアカシア)
春らしい黄色の綺麗な花です。
ギンヨウアカシアとも言われています。
オーストラリア南東部原産。
日本には明治初期に渡来。
都会的な美しさと香りが喜ばれています。。
花期 2月~4月
花言葉 秘密の恋・友情・神秘・エレガンス
 
昔、ネイティブ・アメリカン達が思う人に告白する時に、アカシア属の花を使った事から 秘められた恋の花言葉になったとか。
 



日々思うこと
昨日の雨は今日は止み、青空が出始めた。
桜の開花宣言も後、2~3日と言われている。
春を待つ気持ちは誰でも同じだが、体が弱い私は、特に待ち遠しい。
希望の春と言われるが、突然友を失い、この哀しみは大きく今もまだ残っている。
悲しんでばかりいられず前に進まなければと自分で自分を励ましている毎日、今は声を聴きたい、只それだけである。
 
教会の庭にひっそりミモザ花愛すと言へず静かに咲けり
 
待つ人にほのかに放つ黄の香りさわさわ揺れるミモザアカシア
つぶやき
庭先のをちこち顔出す草の芽は緑あざやか春はここなり
 
弥生には旅立ちと出会ひこもごもに涙と笑顔の駅の改札

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ミツマタは三枝又は三又とも書きます。原産地は中国中南部・ヒマラヤ地方です。
開花は3月~4月 枝先に黄色の手毬を半分にしたような大変良い香りの花をつけます。昔は三枝を「サキクサ」とも呼ばれたみたいです。
       
春されば先ず三枝の幸くあれば後にも逢む恋を吾妹   柿本人麿呂
 
こんな歌もあります。万葉の頃ですね。
戦国時代(16世紀)には和紙の原料とされていましたが、明治以降は紙幣の原料に使用している事はご存じと思います。
花言葉 意外な思い・肉親の絆・永遠の愛・淡白
春の訪れを待ちかねたように咲き余り見られない珍しい花木らしいです。
 
つぶやき
今日は母の命日です。桜の花の好きな優しい人だったと聞かされました。私は幼くて顔もしりません。只、お葬式の日は雨だったことは鮮明に覚えています。桜の花をと思いましたが、まだ咲かず、珍しい香りのよいミツマタにしました。香りが好きな人と、残されていた香水の瓶を見て思いました。
 
垣越しにほのかにただよふミツマタのボールの花にしばし佇む
 
綺麗ですね 言へば翁は嬉し気に手折りて差し出すミツマタの花
 
もつれたる記憶の糸をほぐすかにかすかに聴こゆ母の呼ぶ声
 
とりどりの色で揃へたマグカップ一つ選ぶ日優しい時間

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