短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

2015年10月

イメージ 2イメージ 1野牡丹、実際に見るととても綺麗な花です。
残念ながら花屋さんではめったにみられません。偶然に通りかかったブティックに飾ってありました。
原産地 中央~南アメリカ
花期2月~12月
コートダジュールとも言うらしいですが
ノボタンと言へば紫紺野牡丹をさすことが多いとか。
秋から初冬にかけて赤~青紫の綺麗な花を咲かせます。
花はやや枝垂れた姿になりますが、とても丈夫な花です。
シコンノボタン属はほぼ10個の雄しべ持っていますので良く見ると解ります。
普通見かけるのは紫紺野牡丹です。
花言葉 平静
此の花を見つけた時は何かとても幸せ
を感じました。
 
買ふ気なくつひ入りたるブティックに野牡丹咲けり幸せよびて
 
珍しき花と思へり野牡丹のシルクの手触り秋の日暮るる
  つぶやき
夕べには友の給ひし栗ごはん秋刀魚を焼きて偲ぶふるさと
 
秋の夜に静もりかへる部屋の中ひたすら読みし与謝野晶子を
 

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イメージ 2      マツバギク
一見平凡に見えますが良く見ると大変
愛らしい綺麗な花です。耐寒性マツバギクです。
南アフリカ産、砂漠に自生する花。
初夏が最盛期ですが初夏を中心に秋まで
断続的に咲きます。
色は、赤・オレンジ・ピンク・黄色
葉は多肉質で密生して地面にはいずるように横に広がって咲きます。
花言葉 心広い愛情・のんびり気分
 
陽の光が当たると花が咲く習性があり朝に花が開いて、夕方になると花を閉じます。
主に春に咲くか7月~8月に咲くのもあれば冬に咲くのもあります。
 
行きずりにふと目にしたるマツバギク道へ顔出し佇み見入る
 
思ひ出が先回りしてマツバギク咲けば嬉しき初恋の花
 
陽を浴びて花開きたる夕暮れにマツバギク匂ふ街路樹のもと(下)
   つぶやき
一度でも呼んでみたきとお母さん天を仰げばこだまとなりぬ
 
テレビ観て独り笑ひも空しくて泪ひと筋耳朶つたふ
 
肌寒く今日は鍋物したくしてホカホカ熱く湯気立てかこむ
 

  イメージ 1イメージ 2シモツケ                   萩
 Yahooより転載        
 
 
下野の花(バラ科)
開花期5月~6月 9月=11月
ピンク又は白の花が密生しています。
下野国(栃木県)で最初に発見された事から(シモツケ)と名付けられたそうです。
山野に多く秋から冬にかけての紅葉も綺麗です。似ている花 京鹿子・小手毬
花言葉 無駄・整然とした愛・努力・自由
日本各地、朝鮮・中国に自生しています。花色はピンク・白。花びらが一重が一般的で風に揺れると風情があります。
 
萩は季節の花として取り上げてみました。昨年も載せましたが好きな花の一つです。いにしへ人は萩の花を文の代わりに使用したそうです。
思いつくままに。
 
山里に群れなして咲く下野のあやなすピンク夏の名残りと
 
少年のサッカーに興ず公園にシモツケ咲けば秋の蝶舞ふ
 
月灯りそっと手渡す萩の文待ちてをれども一夜の情(なさけ)
    つぶやき
こんな日もありと思へり辛きとき君のコールに心が溶けり
 
兄よりの巨峰とどきぬ秋の午後甘き果汁に心満たさる
                     もみじ
突然に倒れし友を見舞ふればもう紅葉ねとポツリと言ひぬ 

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今を盛りと咲いている金木犀です。とても甘い香りの
綺麗な花です。昨年も此のブログに載せましたが、
今年は格別沢山咲きましたので趣が変わって良いと
思い再度登場しました。
家の庭と近所に咲いた花です。
色はオレンジですが、朝日に輝くと金色に見えます。
香りはリラックス効果がありますのでアロマオイルや
香水に使われます。
原産地 中国南部 開花時期 7月~10月
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花言葉 謙虚・気高い人・真実・初恋
 
別名 桂花・金桂・丹桂
 
江戸時代に日本に渡来。
 
本当は雄雌がありますが、日本には雄株しか入ってきませんので実が付きません。
9月に一旦花が咲き終わった後10月に新しい花が開花して下旬まで楽しめます。
30種ほどあります。
 
金木犀今年も咲けりキラキラと朝の光にまぶしく映えり
 
匂ひ立つ金木犀の咲く道は香りのシャワーの洗礼を受く
 
帰り行く君を送りて駅近く金木犀の匂ふ角まで
  つぶやき
むすめの子(猫)いつも留守番寂しげに母慕ふかに玄関で待つ
 
優しさに女心はほだされてその気になりて君待つ夕べ
 
仲秋の名月まぶしスーパームーン兎が二ひき見えぬは淋し

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