

これは今を盛りと咲くハナミズキです。ご存じの様に1915年に当時の東京市長が、
日米親善の為ワシントンに桜を寄贈した返礼に、1916年にハナミズキを頂き普及しました。大変綺麗な花で今頃から5月にかけて咲く花です。天を仰ぎ見るように上を向いて咲き花弁は4枚ですが、中に雄しべと雌しべの実がありそれが花です。
花はピンクとか白ですが、秋には赤いサンゴのような実が出来1年を通して楽しめます。
花言葉 私の言葉を受けて下さい・公平にする・返礼・華やかな恋
ハナミズキ言えば 一青窈さんの歌を思い出します。
一青窈さんは平和の願いを込めて9,11の鎮魂歌として創られたのですが、恋歌と思う人が多いと聴きました。そこで私は恋歌として詠んでみました。
先ず、一青窈さんの歌の一部を
空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい 水際まできてほしい
つぼみを上げよう 庭のハナミズキ
うす紅色の可愛い君のね 「抜粋」
君と好きな人百年つづきますように 4番まであります。
春の空見上げて咲きしハナミズキ恋の花にてピンク色濃く
唇を寄せ合ふごとくハナミズキ花びら四つ中の実つつみ
雨降りて散りてなほ咲くハナミズキ淡き香りに君の恋しく
春うらら若葉芽を出しハナミズキ風にゆらゆら蝶の舞ふごと
私のつぶやき
しんしんと更けゆく夜の寂しくて窓から見ゆる向家の灯り
君からのつつじ咲いたよ綺麗だよ声音を聴いて元気と分かり