雨のあと垣根を覆うティカカヅラ ビーズのような玉露おとす

つばめの巣久々なりてなつかしく雛の声聞く小机の駅

愛らしきムギナデシコを摘む友の指先かろやか花とからめり

臥す君を見舞えば指差し「見てごらん」庭の小雀
(こがら)が春草つつく  
                                      
NHK短歌掲載、江戸雪選(恋の始まり)題詠

てぃかずら1
ティカカヅラ
麦なでしこ
ムギナデシコ


この頃は日中は真夏のように暑かったり、雨でひんやりして中々落ち着かない気候ですが、そろそろ梅雨の声も聞こえてきます。
ティカカヅラはちょうど梅雨のころ咲きますが、歴史的に有名な花ですから、興味のある方はティカカヅラの由来で調べてみるのもいいと思います。
ティカカズラを漢字で書くと(定家葛)です。
ムギナデシコは余り見かけませんが、とても可憐な花です。
花の短歌が多いのは、花の短歌を詠みたくて短歌の道に入ったからですが、中々思うようには出来ません。
色々と慾も出てきまして・・・・
人間の慾なんてきりがありません。
でも年を重ねても慾があるのは、悪くはないなぁと一人で呟いています。
おかしいですね。
とにかく好きなように生きられる事は幸せですが、世界大戦が起こらないように祈るばかりです。



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