短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

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今を盛りと咲く辛夷の花です。白く大きく花片を垂れ人目を惹く花です
香りを漂わせ枝一杯に花をつけた姿はとても見事です。花期3~4
花言葉  友愛
 
見はるかす山腹なだり咲きてゐる辛夷の花はほのかなるかも   茂吉
 
春はやく匂ひ出でたる白花の辛夷の枝の垂りのよろしも     牧水
 
駅前の辛夷のつぼみふくらみて春の鼓動を感じをるらし
 
辛夷さくこの嬉しさよ春の日に垂れし花片のほのぼの見入る
                   
数知れず人目に触れし辛夷花しろ鮮やかに美しさきわまり
 
桜より一足はやく咲く辛夷散りても待てば又春来ぬ
   私のつぶやき
うすぐもり余寒のありし春の朝カラス鳴きつつアンテナに並び
 
仕事辞めホットしたのも束の間の家の片つけ手をひろげ待ち  
                                        

イメージ 1気温が上がりましたら、急に開花して、今を盛りと咲いている紅梅です。
梅の花は色々種類があり、淡いピンク,濃いピンク、白。やはり紅梅はいいな~と思いました。
開花期はⅠ月頃から4月までとか。
咲くも散るもゆっくりだそうです。昔から、品格のある花と言われ平安の人々に殊のほか愛されたとか。
短歌も梅の花の歌は多いと聞きました。
 
花言葉  忠実
 
 
 
 
 
 
 
春さればまつ咲く宿の梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ  山上憶良
              あま               
わが国に梅の花散るひさかたの天より雲の流れくるかも   大伴旅人
 
陽の光やわらになりて紅梅の色も香りも言ひ難き愛
 
春を告ぐ花と言われし梅なりて咲きてもなほも風のつめたき
 
今見むと散りて終わりぬ梅の花永らへてほし春去るまでも
 
あちこちで梅の満開ひと集ひうぐいす鳴かず春と言ふのに
   私のつぶやき  つま
何気なひ息子の動作亡夫に似てはっとおどろき息を呑みたり
 
ワイン添へピザとサラダの夕餉でも酔へば独りも陽気になりぬ

イメージ 1マーガレットは菊科の花で葉が春菊に似ています。
日本には明治末期に伝わり、大正から幅広く栽培されるようになりました。最初は白がほとんどでしたが、最近ではピンクとか黄色もあるそうです。
幼いころ父が行ったテニスコートの横に沢山咲いていました。
とても可憐で綺麗な花です。菊に似ていますが、良く観ますと花弁が菊より長いですね。愛らしいですよ。
 
花言葉 恋を占う・心に秘めた愛
 
テニスする父に連れられ行きたれば
             白きマーガレット群れなして咲き
 
花びらをちぎりて遊び幼きにマーガレット咲けば父と重なり
 
初恋の想ひのなかにマーガレット摘みて一輪十七の春
 
寂しさの極まりたりし春の日に見ればマーガレット吾に笑みかけ
   私のつぶやき
久々の息子のでんわ戸惑ひぬ今度行くよと信じたくなり
 
                      ふたとせ
仕事をば辞めたき思ひふつふつとたどり着くまで二年経ちぬ
             
 

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