短歌と日々の想い

自作の短歌と日々の想いを書いています。

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千両は赤い実をつけ万両と共に正月に縁起物として飾られます。
7月頃くきの先に穂状の花のようなものを付けますが私達が気が付くのは10月頃から赤い熟した果実で。翌年2月頃まで見られます。
赤い実が百金にも勝る と言う意味から付けられた名前です。
別名 クササンゴ 結実期10月~2月
花言葉 富・高貴・可憐・財産
縁起物と言われる意味の分かる花言葉です。
原産地 日本・中国・インド
 
佳き事のあればと願ひ心こめ千両飾る年のはじめに
 
新しき年の船出を祝ふがに千両咲けば心もはずむ
 
夕餉にはワイングラスを一つ置くあやなす琥珀秋の音のする
                    水甕誌掲載 (特選)1月号
 
湯上りのシャンプーの香そこはかと独りの暮らしレモンに潤ふ
                            水甕誌掲載  (特選)1月号
                水甕には入会して日も浅くこれからが勉強と思っています
                  
                            

  
 イメージ 1イメージ 2冬の代表的な花シクラメンです。
冬中花を咲かせヨーロッパでも人気の
鉢植えの女王です。
花期10月~4月
原産地 地中海沿岸
花言葉 ハニカミ・はじらい
別名 かがびりばな
年末に出回る代表的な花です。
華やかさと裏腹に香りがほとんどありません。
布施明の「シクラメンの香り」の歌は
香りを入れないとおかしい、と言うことで入れたとききました。。
昨年も載せましたが、今年は又違った思いがあります。人それぞれですが。
 
 
 
 
 
 
しみじみと心の余裕ほしくなりじつと見つめるシクラメンの花
 
遠き日に亡夫と二人の元旦にシクラメン眺め貧しさ忘る
 
患ひし君を見舞へばひたぶるにまだ生きたしとぽつりとふ
                      水甕誌 11月号掲載
一日ごと空気の色も秋めきて逝く夏惜しむ向日葵の花
                      水甕誌 12月号掲載

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ポインセチア別名(クリスマスフラワー)和名猩々木と言いますが、現在は使われていません。
原産地 メキシコ ヨーロッパではクリスマスには赤を飾る習慣があるそうですが、ポインセチアはぴったりですね。
日本には明治時代(1886)に渡来して愉しませてくれています。
花言葉は色によって違います。
赤 祝福する・聖なる願い・ 白 慕われる人、 ピンク 思いやり・純潔
今年はピンクが流行るそうですが、やはりポインセチアは赤に限るような気がします。
 
迷はずに深紅に決めるポインセチア窓辺に置きて聖夜をまちぬ
 
飾りたるポインセチアの花の色燃える赤にてカルメン思ふ
 
声のみで君のご機嫌すぐ分かる今日はすこやか電波が伝ふ
 
をちこちで競ふがごとくイルミ点け住宅街の夜は華やぐ
 

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