紅梅のほのかに香りつ咲きはじめ「春がきたよ」と叫んでみたい

ときめきの手紙の類はもう来ないポストを見ない日、三日もつづく

腰傷め伝い歩きで家事こなす「なんとかなるさ」と鼻歌うたう

宙を駆けあまたの電波かきわけてLINEで済ます友との会話


寄りかかる人などいない独り居の夕餉はワインでホロホロと酔う
　　　　　　　　　　　　　　　　　　NHK短歌掲載「山崎聡子」選
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイトル「パートナーのこと」





年も明けて漸く落ち着きを取り戻したこの頃ですが、能登半島の地震は一向に治まりそうにありません。現地の方々の気持ちを思うと心が痛みます。
災害の援助もままならない様子,日本はこれからどうなるのでしょうね。
私達もうかうかしていられず先日は災害用にと備品を箱に詰めました。
まだ完全ではありませんが準備はしたいと思っています。

上の紅梅は「白州次郎さん，正子さん」の家の武相荘の前に咲いていました。
ここには色んな資料と共に喫茶店もあり友人と行ってきました。
正子さんの着られたスーツの青が印象的でした。以前短歌に詠んでここに載せた記憶があります。
写真の上をクリックすると大きく見れます。
　
在りし日の「白州正子」が浮かびくる青きスーツを資料館に見る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤一彦選  

冨士山は友人に頂いた写真です。最近見てきたと言っていました。



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